レイダーズ、ベテランSダリアスを獲得

  オークランド・レイダーズが、Sドノヴィン・ダリアスを獲得した。昨季2勝14敗に終わったレイダーズだが、ディフェンスは全体でリーグ3位、パスディフェンスに関してはリーグ1位の好成績を残していた。31歳のダリアスは、スチュワート・シュウェイガートと先発Sの座を競うことになる。また、レイダーズ守備バック陣は先発CBが2003年ドラフト1巡ナムディ・アソムーガと2005年ドラフト1巡フェイビアン・ワシントン、残りの先発Sは昨年のドラフト1巡マイケル・ハフと若手揃いであることから、彼にはユニットのまとめ役としての働きも期待されている。

 1998年のプロ入りから昨季までジャクソンビル・ジャガーズに所属していたダリアスは、「レイダーズは、新しいコーチングスタッフ、選手たちと一緒に正しい方向へ向かっている組織だと感じている。俺はこのチームに加入するという挑戦について楽観的だ」と、意気込みを語っている。レイダーズレイン・キフィン新ヘッドコーチは、2000年にジャガーズでディフェンスのクオリティコントロールコーチを務めており、「彼はチームに競争力を持ち込んでくれ、守備バック陣に柔軟性を与えてくれる。ドノヴィンは、ハードワークの良い見本であり、献身的な姿勢で試合に挑んでくれる。ジャクソンビルにいた時、彼は驚異的な競争者だった。チームの哲学にぴったりの選手だよ」と、ダリアスの加入を歓迎している。