ヴィック、連邦大審問に起訴される

 アトランタ・ファルコンズのQBマイケル・ヴィックが、違法な闘犬に関わった容疑で連邦大審問に起訴された。ヴィックと3名は、闘犬の犬種であるピットブルの調達やトレーニングを行い、闘犬イベントを運営する企業を経営していた疑いをかけられている。起訴状によると企業は「Bad Newz Kennels」と名づけられ、バージニア州にあるヴィック所有の家で犬の育成や闘犬が行われていた。ちなみにヴィックは自分の公式サイトで出身地のニューポートニュースを“a.k.a. BadNews”と呼んでいる。

 もし、27歳のヴィックと他の3名、パーネル・A・ピースクァニス・L・フィリップストニー・テイラーが有罪判決を受けた場合、懲役6年に罰金と賠償金で35万ドルを課せられる可能性がある。NFLスポークスマンブライアン・マッカーシーは、「マイケル・ヴィックが、連邦大審問に起訴され、収監されるかもしれない状況となったことに失望している。闘犬は残酷で、自らの地位を落とす違法な行為だ。しかし、ヴィックの罪はまだ証明されていない。私たちは、事実の認定が法的な手続きによって行われることを信じている」とコメントしている。