CBジョーンズ、1年間の出場停止処分を受け入れる

 テネシー・タイタンズCBアダム・“パックマン”・ジョーンズが、リーグの下した1年間の出場停止処分に対する異議申し立てを取り下げた。ロジャー・グッデルコミッショナーと、3度目の会談を行った後にこの決断を発表したジョーンズは、「俺はチームメイト、タイタンズ、ファンへの責任について理解している。NFLの中でも好意的にとらえてもらえるメンバーとなるため、自分の人生を変えることを誓う」と書面で述べている。23歳のジョーンズは、2005年にプロ入りしてからわずか2年間ですでに5度の逮捕と問題行動を繰り返しており、これを重くみたリーグが今季の出場停止処分を宣告。これに対しジョーンズは先月、処分について異議申し立てを行っていた。

 さらにジョーンズは、「先週、個人的にグッデルコミッショナーと会うことができないかと尋ねたんだ。そして今日の午前中に彼と会い、俺がリーグから出場停止処分を受けて以来、生活を改めなければならなくなったことを話した。俺は自分に負担を課すためにも処分を受け入れ、抗議を取り下げることにした」と述べている。過去2年間、不動の先発CBを務めていたジョーンズを今季失うことになるタイタンズだが、すでにFAで前インディアナポリス・コルツCBニック・ハーパードラフト1巡でSマイケル・グリフィンを指名。今週に入ってシアトル・シーホークスを放出されたばかりのCBケリー・ハーンドンを獲得と、ジョーンズ離脱に備え守備バック陣の補強を積極的に行っていた。