ビッグベン、「交通事故の話はもう終わりに」

 ビッグベンの愛称で知られるピッツバーグ・スティーラーズのQBベン・ロスリスバーガーが、昨年オフに起こしたバイク事故についての話はもう終わりにしたい意向を示した。昨年の6月12日にノーヘルメットでバイク事故に遭い瀕死の重傷を負ったロスリスバーガーは、「昨年のこの日、俺はあと一歩で死んでしまう所だった。(事故を起こした12日に)カレンダーで印をつけていた。今日、あれから1年たったとカレンダーにマークし、そして明日になったらもうこの件について話さないで済むことを期待している」と練習後にコメント。

 さらに25歳のロスリスバーガーは、「もう、これは終わったことだ。事故から1年たったことだし、人々がこの件について話すのを止めることを望んでいる」と続けた。また、彼は事故以来バイクに乗っておらず、今はロードレースタイプの自転車に時々乗っているだけとしている。昨季のビッグベンは、ケガの影響もあったのかチームをスーパーボウルに導いた一昨年に比べ、インターセプト数が9から23へと増加。その結果、QBレーディングが98.6から75.4へと大きく低下し、チームが8勝8敗とプレーオフ進出すら逃した要因の1つとなっていた。