ペイトリオッツのDEヒル、ジェットスキー事故で死亡

 ニューイングランド・ペイトリオッツDEマーキーズ・ヒルが、ジェットスキー事故で死亡した。24歳のヒルは、5月27日にニューオリンズ近郊のポントチャートレイン湖で女性とジェットスキーで遊んでいるときに事故に遭って行方不明となり、28日に現場から約400m離れた場所で水死体となって発見された。ペイトリオッツビル・ベリチックヘッドコーチは、「彼が亡くなったという悲劇に驚き、打ちひしがれている。マーキーズは思いやりのある人物であり、1年を通してチームに貢献してくれた選手の1人として記憶されるだろう。彼の家族には深い哀悼の意を表する」と文書で述べている。

 LSU出身のヒルは、2004年にペイトリオッツでプロ入り。昨季は4試合に出場、プロ通算では13試合に出場している。ヒルの捜索を待っている人たちの中には彼の婚約者や友達に加え、ペイトリオッツのチームメイトであるDBランドール・ゲイも含まれていた。ペイトリオッツだけでなく、LSUでもヒルとともにプレーしていたゲイは、「今週中にはチームに戻り、彼のロッカールームを見なければならないことは分かっている。とてもタフなことだけどね」と沈んだ表情で語っている。