木下、シーズン通算252ヤードで日本人新

 現地時間5月25(金)、26日(土)、NFLヨーロッパ2007シーズン第7週全3試合が開催された。日本人選手5人の中では、アムステルダム・アドミラルズWR/KR-PR木下典明立命館大卒)が、開幕から7試合連続の出場を果たし、キャリア最長となる58ヤードを含むレシーブ3回76ヤードを獲得、また、キックオフリターン1回47ヤード、パントリターン1回11ヤードを記録した。

 この結果、木下は今季の通算成績をレシーブ通算19回(リーグ8位タイ、外国人選手2位)、252ヤード(リーグ10位、外国人選手1位)とした。1シーズン通算252ヤードは、板井征人の208ヤード(2000年)を抜き、日本人最高記録。また、キャリア通算レシーブ数でも32回とし、これまでの31回(同じく板井征人、1997、1998、2000年)の日本人記録を更新した。なお、キックオフリターン部門でも通算372ヤード(リーグ2位、外国人選手1位)、1回平均21.9ヤード(リーグ5位、外国人選手1位)としている。

 そのほかの日本人選手では、ハンブルグ・シーデビルズS堀龍太オンワードスカイラークス)がこちらも開幕から7試合連続となる出場を果たし、途中出場で1タックル、1スペシャルチームタックルを記録。また、ライン・ファイヤーWR小川道洋IBMビッグブルー)、フランクフルト・ギャラクシーWR大滝裕史オンワードスカイラークス)も記録はつかなかったものの途中出場を果たした。なお、ギャラクシーLB石田力哉関西学院大卒)は今週、出場機会はなかった。NFLヨーロッパ第8週は、現地時間6月2(土)、3日(日)の2日間にわたり全3試合が行なわれる。