キーショーン引退、ESPNの解説者に

 WRキーショーン・ジョンソンが引退し、スポーツ専門局ESPNの解説者になることを発表した。35歳のジョンソンは、今年のドラフト終了後にカロライナ・パンサーズを解雇されていた。その後、テネシー・タイタンズなど複数のチームが獲得に興味を持っていたが、プロ11年のキャリアに幕を下ろすことを決断した。リーグでも屈指の捕球力を誇るWRとして活躍してきたジョンソンは、「俺は自分のキャリアの中でやりたいことを全て成し遂げた。自分で出来うる限りのことをして、あと1、2年は現役を続けようと試みた。俺は何度もチームから放出されてきた。今まで夢のような生活だったが、これからはもう1人の夢を叶える生活を送るつもりだ。今日は過去2週間のように感情的になることはないと思う。これが正しい決断なのか悩み、何日か眠れない夜もあったよ」と引退を決意するまでの気持ちについて語った。

 また、ジョンソンは少なくとも6チームが彼にオファーを出したと述べ、「レイン・キフィンレイダーズHC)、ビル・ベリチックペイトリオッツHC)、ジェフ・フィッシャータイタンズHC)はとても素晴らしかった。彼はみんな自分たちのチームで俺にフットボールをプレーさせたがっていた。だが、現役を続けることは今の俺のやりたいことではなかったんだ」と続けている。昨季ジョンソンは、リーグ史上16人目となる通算800捕球、史上26人目となる通算レシーブ1万ヤードを記録。プロ通算ではレシーブ841回、1万571ヤード、64TDをあげている。