WR木下が3捕球56ヤード、S堀も3タックル記録

 現地時間5月18(金)〜20日(日)の3日間で、NFLヨーロッパ2007シーズン第6週全3試合が開催された。日本人選手5人の中では、アムステルダム・アドミラルズWR/KR-PR木下典明立命館大卒)、ハンブルグ・シーデビルズS堀龍太オンワードスカイラークス)が開幕から6試合連続の出場。木下がレシーブ3回56ヤード、キックオフリターン4回91ヤード、パントリターン1回13ヤードとマルチの活躍をすれば、堀も3タックル、3スペシャルチームタックルを記録した。そのほか、フランクフルト・ギャラクシーLB石田力哉関西学院大卒)、WR大滝裕史オンワードスカイラークス)、ライン・ファイヤーWR小川道洋IBMビッグブルー)の3人は、出場機会がなかった。

 木下は今季の通算成績をキックオフリターンで325ヤード(リーグ3位、外国人選手1位)、レシーブでも16回(リーグ8位タイ、外国人選手2位)、176ヤード(リーグ15位、外国人選手2位)とした。今季通算11個目のタックルを記録した堀も、DBのポジションでは外国人選手1位の成績に躍り出た。なお木下は、板井征人(1997、1998、2000年シーズン)の持つ日本人選手キャリア通算最多レシーブ記録(31)まで、あと2つに迫っている。NFLヨーロッパ第7週は、現地時間5月25日(金)、26日(土)にわたって全3試合が行なわれる。