ベアーズ、リヴェラ守備コーディネイターと契約更新せず

 シカゴ・ベアーズが、来週に契約の切れるロン・リヴェラ守備コーディネイターの引き止めを行わないことが明らかになった。リヴェラは、ここ2シーズンの間に計8チームとヘッドコーチ(HC)の面談を行ったが、結局HCの座を射止めることはできずにいた。これまでリヴェラHC就任を後押ししていたラヴィ・スミスHCだが、今度はリヴェラを自チームから押し出す決断を下した。

 現役時代LBとしてベアーズの1986年スーパーボウル制覇に貢献、そしてここ3年間は守備コーディネイターとして強力ディフェンスの構築に貢献したリヴェラは、「スミスHCは、コーチ陣のシャッフルを行う決断を下した。(スミスHCとの確執は)まったくない。これは単なるフットボールの決断だと信じている。だが、来季もベアーズに戻ってくることができなくて失望している。何故なら、スーパーボウルに負けてシーズンを終えた後に言ったように、このチームは正しい方向に進んでいるからね」と述べている。一方、スミスHCは「ロンHCの職を得る手助けをすることが、私の目標だった。今回の件は解雇とか、そういう類のものではないよ。彼との契約が切れ、彼には目指す道がある。そして私は、彼とは別の道を目指している。それだけのことさ」と語っている。