コルツ、DEフリーニーをフランチャイズ指定

　インディアナポリス・コルツが、DEドワイト・フリーニーをフランチャイズ選手に指定した。2002年ドラフト1巡指名で入団したフリーニーは今季16試合に出場したが、肩と脚の負傷に苦しみキャリアワーストの5.5サックに終わり、プロ入りから続いていた連続二桁サックが4年で途切れてしまった。その結果、プロボウル出場もプロ入り以降初めて逃してしまった。

　ビル・ポリアン球団社長は、「彼はどこにも行かない。期限はないが、私たちは彼の代理人と長期契約の交渉を続けていく。彼はチームの中心選手なんだ」と語っている。フランチャイズ指定によりコルツは、もしフリーニーが他チームと契約に合意しても同額を提示することで彼を引き止めることができず。また、彼が移籍した場合は、移籍先から補償として2007、08年のドラフト1巡指名権を獲得。フリーニーは、どのチームとも契約に合意しなかった場合は、1年契約でDEの年俸トップ5の平均額となる864万4000ドル（約10億2000万円）を受け取る。