チャージャーズ、新HCにターナーが就任

 サンディエゴ・チャージャーズの新ヘッドコーチ(HC)にノーヴ・ターナーの就任が決まった。また、チームは新守備コーディネイターとしてテッド・コトレルを獲得している。ターナーは、6人の候補者の内で唯一攻撃サイドの人物だった。今季レギュラーシーズンでリーグトップの14勝2敗を記録したチャージャーズだったが、プレーオフ初戦でニューイングランド・ペイトリオッツに21対24で敗戦。その後、GMとの関係悪化から2月12日にマーティ・ショッテンハイマーHC電撃解任していた。

 ターナーは、「チャージャーズは、再建途上のチームではない。私たちは、開幕ダッシュに成功し、シーズン終了まで良い成績を残すべきチームだ」と、シーズンMVPのRBラデイニアン・トムリンソンを筆頭にTEアントニオ・ゲイツLBショーン・メリマンなどリーグ屈指のタレント集団を率いる意気込みを語っている。攻撃コーディネイターとして90年序盤にダラス・カウボーイズスーパーボウル制覇に貢献したターナーは、1994年から2000年までワシントン・レッドスキンズ、2004年、05年とオークランド・レイダーズHCを務め、通算で58勝82敗1分け、プレーオフ1勝1敗の成績を残している。今季はサンフランシスコ・49ers攻撃コーディネイターとしてQBアレックス・スミスの育成、攻撃ライン強化に尽力し、RBフランク・ゴアの飛躍に大きく貢献した。