マクナブがリードHC支持、ガルシアの残留を希望

 フィラデルフィア・イーグルスのQBドノヴァン・マクナブが、息子の不祥事でチームを1ヶ月離脱したアンディ・リードHCを支持し、控えQBジェフ・ガルシアの残留を希望している。現在、手術した右膝のリハビリを行っているマクナブは、「俺たち全員が、リードをサポートする。彼にとって全てがよい方向に進むことを引き続き祈っている」と述べた。リードの2人の息子ジャレットブリットは、それぞれ23歳のジャレットがヘロインの陽性反応、21歳のブリットが薬物と武器の不法所持で逮捕されている。

 また、11月19日のテネシー・タイタンズ戦で膝を負傷し、残りシーズン絶望となった彼の代役として先発QBに昇格。5勝6敗だったチームを建て直し、プレーオフにまで導いた36歳のQBジェフ・ガルシアについて、「俺はジェフのビッグサポーターだと、いつも言っている。何よりもまず、彼には残留してもらいたい。彼は素晴らしい人間であり、一流の選手だ。そして、チームに大きな貢献を果たしてくれた」と、今オフに無制限FAとなるベテランの残留を望んでいる。先発QBがマクナブからガルシアに変わった後、チームは5連勝を達成するなど好成績を残しており、2人の関係を危惧する声もあったが、「俺とジェフとの間に何も問題はない。もし、俺がプレーできなければ、彼が出場するだけさ」と不仲を否定している。