スティーラーズのカウワーHCが辞任
ピッツバーグ・スティーラーズのビル・カウワーヘッドコーチ(HC)が、今季限りでの辞任を発表した。49歳のカウワーは、来季まで契約を残していた。カウワーは1992年に34歳の若さでスティーラーズのHCに就任すると、1995年にはスーパーボウル出場の史上最年少HC(38歳)となった。この時はダラス・カウボーイズに17対27で敗れたが、昨季シアトル・シーホークスを21対10で下し、史上初の第6シードからのスーパーボウル王者となった。
カウワーは92年の就任から今季まで15シーズン連続で指揮を取り、プレーオフを含め通算161勝99敗1分(勝率61.9%)と好成績を収めている。カウワーがスティーラーズを率いた15シーズンの間、リーグ全体で実に105人のHCが雇われている。スティーラーズはカウワーの前任チャック・ノールも1969年から1991年まで指揮を執っており、今オフシーズンはここ38年間で2度目の新HC探しを行うことになる。