イーグルスQBマクナブ、残りシーズン絶望

 フィラデルフィア・イーグルスのQBドノヴァン・マクナブが、右膝の前十字靭帯を負傷し残りシーズン絶望となった。マクナブがシーズン途中に離脱するのは、ここ5年間で3度目となる。マクナブは13対24で敗れた昨日のテネシー・タイタンズ戦の第2Q序盤に負傷しカートに乗ってフィールドを去っていた。

 アンディ・リードヘッドコーチは、「このケガは普通8ヶ月から1年は完治にかかる」とコメントしている。プロボウル5度出場を誇り、25日に30歳の誕生日を迎えるマクナブは第10週を終えた時点でリーグ1位タイの18TD、リーグ2位のパス2,569ヤードと好調を維持していた。昨季マクナブは、スポーツヘルニアの手術を受けるためシーズン終盤7試合を欠場。チームは一昨年のスーパーボウル出場から一転、6勝10敗と不本意な形でシーズンを終えている。マクナブの離脱を受けタイタンズ戦でも途中出場したQBジェフ・ガルシアが、先発QBに昇格すると見られている。