戦術批判のQBウォルター、レイダーズと和解?

 オークランド・レイダーズのQBアンドリュー・ウォルターが、チームの攻撃プランを批判したことについて謝罪した。アート・シェルヘッドコーチ(HC)は、この件について「もう終わったことだ」とコメント。現在2勝7敗と低迷しているレイダーズだが、開幕戦の先発QBだったアーロン・ブルックスが故障から回復している。シェルHCは、今週のカンザスシティ・チーフス戦でウォルターブルックス、どちらのQBを先発するかまだ発表していない。

 ウォルターは、ブルックスが第2週に胸部の筋肉を負傷し戦線離脱したことにより、翌週から7試合連続で先発している。しかし、ここまでパス216回中104回成功、1305ヤード、3TD、9インターセプト、QBレーティング54.6と散々な成績に終わっている。そして13対17で敗れた先週のデンバー・ブロンコス戦後には、攻撃のバリエーションが豊富でなく相手が簡単に予測できるとチームの戦術を批判していた。この発言に対し、シェルHCは「お門違いだ。ウォルターは自分のプレー内容について責任を負う必要がある」とコメント。15日になって、ウォルターはコーチ陣に直接ではなくメディアを通して謝罪していた。