ドルフィンズ暫定HCを務めたベイツは、チームを去る意向

 今季マイアミ・ドルフィンズの暫定ヘッドコーチを務めたジム・ベイツが、チームを去る意向を明らかにした。ベイツドルフィンズ新ヘッドコーチのニック・セイバンと友人関係だが、チームを去る意向だ。ベイツは、「私とニックは親友であり、同業者としてお互いを尊敬している。しかし、私は他のチームで職を探そうと思う」と書面で述べた。ドルフィンズは11月に7試合を残してデイヴ・ウォンステッドヘッドコーチを解任し、守備コーディネイターベイツが暫定ヘッドコーチに就任した。ドルフィンズベイツ就任前1勝8敗だったが、ベイツの下では3勝4敗と健闘していた。

 ベイツドルフィンズ新ヘッドコーチ候補者の1人として面接を行ったが、ウェイン・ハイゼンガオーナーはセイバンを選択した。セイバンは前職のルイジアナ州立大から3人のアシスタントを招聘する予定と語っている。セイバンベイツは91年から93年までクリーブランド・ブラウンズで一緒にアシスタントを務めていた。彼らは先週会談し、ベイツのアシスタントでのチーム残留について話し合ったが、合意には到らなかった。セイバンベイツの決断について失望したが、彼の幸福を祈っているとし、「ベイツは困難な状況で素晴らしい仕事を成し遂げた。彼は有能な守備コーディネイターであり、NFLのヘッドコーチとして成功する能力を持っている」とコメントしている。