チャージャーズのQBブリーズがAP通信のカムバック賞に

 サンディエゴ・チャージャーズのQBドリュー・ブリーズAP通信カムバック賞に輝いた。ブリーズは18.5票を獲得し、2位はパンサーズLBマーク・フィールズで10票だった。フィールズは昨季ホジキン病でシーズン全休したが、今季復活を果たしている。ブリーズは、「昨季からオフシーズンになると、自分で目標を設定していた。まずチームをチャンピオンシップに導くことであり、続いて自分がリーグトップQBの1人となることだ。例え両方の目標を達成できなくとも、今後もこれを追い求めていくだけだ」とコメントした。。

 ブリーズは今季、当初は新人QBフィリップ・リバーズの控えを務めることが濃厚といわれていた。しかし、リバーズが契約交渉のもつれからチーム合流が遅れたことで、先発QBの座をつかむとシーズン序盤から見事なプレーを披露する。そして、パス400回中262回成功、3159ヤード、27TD、9INTの好成績を残した。QBレーティング104.8はリーグ3位で、昨季から37.3ポイントも向上している。ブリーズに率いられたチャージャーズは昨季の4勝12敗から今季12勝4敗と躍進し、AFC西地区を制覇した。