鉄人ファーヴ、3TD パッカーズ、破竹の6連勝!

 現地時間11月29日(月)、NFL 2004シーズン第12週マンデーナイトゲームが、セントルイス・ラムズグリーンベイ・パッカーズとの対戦で開催された。

試合は、ホームのパッカーズが大黒柱ブレット・ファーヴの3TDパスや、ディフェンスの2つのリターンTDなどでラムズを圧倒、45対17で勝利し今季7勝目をマークした。パッカーズはこれで開幕1勝4敗からの6連勝を達成、NFC北地区優勝レースはパッカーズミネソタ・ヴァイキングスの激しい一騎打ちの様相となった。一方、敗れたラムズもQBマーク・バルジャーがパスで448ヤードを投げ、また、WRアイザック・ブルースも9回のレシーヴで170ヤードを獲得する活躍を見せたが、ブルースの犯した2つのファンブルが、どちらもパッカーズのリターンTDに結び付いてしまったのが致命的となった。

この日でレギュラーシーズンの連続試合出場がちょうど200試合目となったファーヴは、この試合3TDをマーク。これで11年連続での1シーズン20TDを達成し、ダン・マリーノの持っていたNFL記録を塗り替えた。ファーヴの連続試合出場はポストシーズンも含むと219試合を数え、前のQB連続試合出場記録を持つロン・ジャワースキの123試合を100試合近く更新し続けている。ファーヴがケガのドン・マジカウスキから初めて先発QBの座を引き継いだのが、1992年9月27日。それ以降、ファーヴバックアップQBを務めた11人の選手が、先発の座を求め、他のチームへと去って行った。ちなみに先週NFL初先発を経験したニューヨーク・ジャイアンツの大型新人QBイーライ・マニングは、ファーヴパッカーズで先発QBの座を射止めて以降、NFL全体で178番目の先発QBに当たる。

この試合をもってシーズン第12週の全日程が終了。シーズン第13週は現地時間12月5日(日)、6日(月)の2日間にわたって全16試合が開催される。