マニング、大爆発の6TD!

 現地時間11月25日(木)、NFL 2004シーズン第12週サンクスギビングゲーム、インディアナポリス・コルツデトロイト・ライオンズシカゴ・ベアーズダラス・カウボーイズの2試合が開催された。

ライオンズの地元フォード・フィールドで行われたコルツ対ライオンズの一戦では、コルツのエースQBペイトン・マニングが6TDパスをマークする大爆発でコルツが41対9とライオンズに圧勝、ここ最近4連勝でAFC南地区の首位を走る。この試合、マニングは28回中23回のパス成功で236ヤード、6TDを記録。これで1試合4TD以上の達成が5試合連続となり、1984年にダン・マリーノがマークした4試合連続という記録を抜き去り、NFL新記録を樹立した。また、マニングはこれで今シーズン通算での成績がパス3196ヤード、41TDとなり、残り6試合でダン・マリーノの持つ1シーズン、パス5084ヤード、48TDというNFL記録に挑戦する。

一方、ベアーズ対カウボーイズの対戦は、カウボーイズのルーキーRBジュリアス・ジョーンズが、兄であるベアーズRBトーマス・ジョーンズの前で33回のキャリーで150ヤード、2TDをマークする大活躍を見せ、チームを21対7の勝利に導いた。カウボーイズRBが1試合ラン100ヤード以上を記録するのはジョーンズが今シーズン初。また、この試合でカウボーイズMLBヤンキースから今シーズン新加入したQBドリュー・ヘンソンを初先発させたが、パス12回のうち成功はわずかに4回でパス獲得も31ヤードにとどまり、さらにインターセプトも喫するなどチームの期待に応えられず、前半だけで退いた。

シーズン第12週はこの後、現地時間11月28日(日)に13試合が開催され、続く11月29日(月)のマンデーナイトゲームではセントルイス・ラムズグリーンベイ・パッカーズが対戦する。