ベンガルズ、ベテランDTアダムズを解雇

 シンシナティ・ベンガルズが、DTサム・アダムズを解雇した。33歳のアダムズは昨季ベンガルズに加入し、全16試合先発で14タックル、2.0サックを記録していた。ベンガルズは160キロの巨体を誇るアダムズをラン守備強化のために獲得したが、昨季のラン守備はリーグ15位、守備全体ではリーグ30位に終わっていた。プロ13年の彼は、プロ入りの1994年から99年までシアトル・シーホークス、2000、01年はボルチモア・レイヴンズ、2002年はオークランド・レイダーズ、2003年から05年はバッファロー・ビルズに所属し。2000年、2002年と2度スーパーボウルに出場している。

 ベンガルズマーヴィン・ルイスヘッドコーチは、「サムの解雇はとても難しい決断だった。しかし、この時期に決断すれば彼は他のチームでロースターの座を得ることができる」とコメント。アダムズを解雇する一方でベンガルズは、代役候補としてDTケンデリック・アレンと契約した。プロ4年のアレンは、昨季グリーンベイ・パッカーズに在籍していたが、怪我の影響でわずか2試合の出場に終わっている。