木下、通算レシーブ獲得距離で日本人新

 NFLヨーロッパ2007シーズンの第5週全3試合が12、13日にわたって開催された。日本人選手5人の中では、アムステルダム・アドミラルズWR/KR-PR木下典明立命館大卒)が5試合連続の先発出場を果たし、レシーブ2回23ヤード、キックオフリターン2回38ヤードを記録。この結果、木下はキャリア3年目の通算レシーブ獲得ヤード数を320ヤード(2005年:1回12ヤード、2006年:12回188ヤード、2007年:13回120ヤード)に伸ばし、板井征人の持っていた日本人選手最多記録302ヤードを抜き、歴代1位に躍り出た。なお、通算レシーブ数の日本人選手最多記録は板井征人の持つ31回。

 そのほかの日本人選手では、ハンブルグ・シーデビルズS堀龍太オンワードスカイラークス)が途中出場ながら開幕から5試合連続の出場を果たし、2タックル(今季8つ目)を記録。また、フランクフルト・ギャラクシーLB石田力哉関西学院大卒)、ライン・ファイヤーWR小川道洋IBMビッグブルー)も記録はつかなかったものの、途中出場を果たした。なお、1年目のギャラクシーWR大滝裕史オンワードスカイラークス)はけがのため、今週の試合を欠場した。NFLヨーロッパ第6週は、18日、19日、20日、の3日間で全3試合が行なわれる。