シーホークスRBアレグザンダーに骨折の可能性

 シアトル・シーホークスRBショーン・アレグザンダーが、左足を骨折している可能性が出てきた。昨季アレグザンダーは第3週の試合で左足を亀裂骨折し、7週間に渡って戦線離脱。その後11月19日に怪我は完治したと判断されて復帰したが、実際は治っておらずシーズン最後の4ヶ月は足にひびが入ったままプレーしていたかもしれない。2005年のリーグMVPである彼は、「このキャンプが終わるまでX線の検査はしたくない。もし、検査でまだ骨にひびが入っていても、それは仕方ないことだ。それ以外に何もないよ」とベテランズキャンプが終わる木曜日まで検査を行いたくないと述べている。

 プロ7年の彼は、2005年にラン370回1,880ヤード、当時のリーグ記録だった28TDをあげ、チームのスーパーボウル進出に大きく貢献。この年のシーズンMVPに選ばれた。しかし、昨季は左足の負傷で10試合出場にとどまった事も影響してラン252回896ヤード、7TDに終わり、先発RBに昇格したプロ2年目から続いていたシーズン1,000ヤードラン、二桁TDの記録が5年連続で途切れた。この件についてアレグザンダーは、「確かに、昨年はラン1,500ヤードや20TDなど、いつもの記録を達成できなかった。しかし、俺はシーズンを通して足を骨折した状態で、ラン1,000ヤード、10TDに近い数字を残した。この件について不満を言うつもりはないけど、多くのチームでラン850ヤード、7TDは受け入れられる成績だろう」と述べている。