CBジョーンズが来シーズン1年間の出場停止

 ロジャー・グッデルコミッショナーは、テネシー・タイタンズCBパックマン・ジョーンズに来季1年間、シンシナティ・ベンガルズWRクリス・ヘンリーに来季の開幕8試合の出場停止処分を課すことを発表した。これは2人の度重なるリーグの規律違反に対する処罰であり、それぞれ欠場期間中は給与なしとなる。ジョーンズは2月にラスベガスのストリップクラブ近くで起きた発砲事件の容疑者として名前が上がるなど、2005年のプロ入りから5度の逮捕、10回の取調べを受けている。そしてヘンリーは3月に無免許運転を行い、過去の薬物や銃器の不法所持、飲酒運転とあわせここ14ヶ月で4度目の逮捕と、2人とも全く素行に改善が見られないことから厳しい措置が取られた。

 グッデルコミッショナーは、「私たちは、NFLの品位を守らなければならない。NFLにいる全ての人は、最も高い規律を要求されている。何故なら、それがNFLを代表することの特権だからだ。選手やリーグに関わるメンバー全員は、常に自分たちの行為について正しい選択を下さないといけない」と、今回の処分を下した理由を語った。プロ2年のジョーンズは、昨季15試合出場で62タックル、1.0サック、4インターセプト。同じくプロ2年のヘンリーは、昨季13試合出場でレシーブ36回605ヤード、9TDと共にチームの主力として活躍しており、タイタンズベンガルズにとって2人の離脱は大きなマイナスとなる。