ベアーズGM、ブリグズへの長期契約提示はほぼない

　シカゴ・ベアーズのジェリー・アンジェロGMは、LBランス・ブリグズに長期契約を提示しない意向だ。今オフFAになったブリグズは長期契約を求めていたが、チームは彼を1年契約となるフランチャイズ選手に指定。この扱いに不満のブリグズは、もうこれ以上ベアーズでプレーすることはない、と述べていた。この件についてアンジェロは、「100％ありえないことはではないが、おそらく彼に長期契約を提示することはないね」と語っている。

　ベアーズとの決別を表明しているブリグズに対し、ワシントン・レッドスキンズがドラフト1巡指名権との交換トレードを持ちかけている。しかし、レッドスキンズの保持するドラフト全体6位指名権で獲得した選手には、過去の相場からいって1,500万ドル（約17億5,000万円）から2,000万ドル（約23億4,000万円）の契約金を支払う必要がある。この金額は今のベアーズのサラリーキャップ状態にとって負担が大きいことから、もしレッドスキンズのドラフト指名権とのトレードが成立しても、この指名権を使って再トレードを行うと見られている。