木下ら日本人5選手が最終ロースター入り!

 アメリカンフットボールの米国プロリーグNFL(National Football League:ナショナル・フットボール・リーグ)の下部組織であり、『NFLへの登竜門』とも呼ばれるNFLヨーロッパの2007シーズン開幕ロースター選手が4月1日に発表。米国フロリダ州タンパでのトレーニングキャンプに参加していた日本人選手では、木下典明ら7人のうち、最終的に5人がロースター入りを果たした。5人のサムライたちのNFLヨーロッパからNFLへの挑戦がついに本格的に始まる。

LB 石田力哉フランクフルト・ギャラクシー) NFLE5年目

WR 小川道洋ケルン・センチュリオンズ*)   NFLE4年目

WR 木下典明アムステルダム・アドミラルズ) NFLE3年目

DB 堀龍太ハンブルグ・シーデビルズ)    NFLE2年目

WR 大滝裕史フランクフルト・ギャラクシー) 初

 なお、小川選手はNFLヨーロッパリーグの指定アクティブ選手として登録。今後、他チームの要請により移籍の可能性もある。石田選手は故障のため、チームの練習に帯同していないものの、開幕には間に合う見通し。NFLヨーロッパ2007シーズンの開幕は欧州時間4月14日(土)、NFLヨーロッパへの日本人選手たちの挑戦は今季で12年連続。一方、NFLヨーロッパ初参戦を目指した加藤公基鹿島ディアーズ)、特別強化選手から異例のトレーニングキャンプ参加を果たしていた萩山竜馬東北大学4年)の両選手は、惜しくもロースター入りとならなかった。

 1チーム48名で構成されるNFLヨーロッパのロースターは、各チームとも米国人選手40名、外国人選手8名を登録するため、外国人選手は全6チームで計48名が在籍することになる。また、『NFLインターナショナル・プラクティス・スクワッド枠(=練習生としてNFLチームに所属。7月末から始まるキャンプ、9月からのシーズンに1年を通じて帯同)』の発表は6月中旬から下旬を予定。