バッカニアーズ、QBガルシア、プラマーを獲得

　タンパベイ・バッカニアーズが、FAでジェフ・ガルシア、トレードでジェイク・プラマーと2人のベテランQBを獲得した。この2人に、昨季の開幕QBクリス・シムズを加えた3人で来季のエースQBを争うことになる。しかし、プラマーは引退を考慮していると報じられており、去就は未定だ。プロボウル3度出場を誇るガルシアは、2年契約で加入。彼はかつて2004年のオフにバッカニアーズと契約直前まで行った過去がある。37歳の大ベテランは、昨季フィラデルフィア・イーグルスでドノヴァン・マクナブの戦線離脱を受け、先発6試合を含む8試合に出場、パス1,309ヤード、10TD、2インターセプトと活躍。チームをレギュラーシーズン終盤5連勝に導き、地区優勝の原動力となっていた。

　32歳のプラマーは、昨季デンバー・ブロンコスで開幕から11試合連続で先発。しかし、12試合目から新人QBジェイ・カトラーに先発の座を奪われ、その後は控えに甘んじていた。昨季の成績は11試合先発でパス1,994ヤード、11TD、13インターセプトだった。彼が2003年から昨季までの間にブロンコスで先発した試合の勝率は72.2％で、これはトム・ブレイディ（ニューイングランド・ペイトリオッツ）、ペイトン・マニング（インディアナポリス・コルツ）、ベン・ロスリスバーガー（ピッツバーグ・スティラーズ）に次ぐ4位の数字だ。