チャージャーズがショッテンハイマーHCを解任

 サンディエゴ・チャージャーズディーン・スパノス代表が、マーティ・ショッテンハイマーヘッドコーチ(HC)の解任を発表した。理由は、A・J・スミスGMとの機能不全な状況に拠るものだ。今季リーグベストのレギュラーシーズン14勝2敗をあげたチャージャースだが、プレーオフ初戦となったディビジョナルプレーオフニューイングランド・ペイトリオッツに敗戦。さらにオフシーズンに入って攻守、両方のコーディネイターなど4人のコーチが他チームに引き抜かれていた。

 契約を1年残していたショッテンハイマーの解任について、スパノスは「1月中旬に彼の続投を決断した時、彼の素晴らしいコーチングスタッフの中核がチームに残留することを期待していた。不幸なことに、それは達成されなかった。コーチ陣の流出によって、私はHCGMが機能不全な関係となり、チームが現状では前に進むことができないと確信した」と書面で述べている。レギュラーシーズンで通算200勝126敗1分けと見事な成績を残しているショッテンハイマーだが、プレーオフは現在6連敗中で通算5勝13敗。チャージャーズでの5年間では通算47勝33敗、ここ3シーズンで計35勝に2度の地区優勝を達成したが、プレーオフでは0勝2敗と、大一番での弱さを払拭できなかった。