ベアーズWR陣、注目を浴びる準備は出来ている

 今年のスーパーボウルで、パス攻撃といえばQBペイトン・マニングWRマーヴィン・ハリソンレジー・ウェインプロボウルトリオを擁するコルツが一枚上手と見られている。しかし、ベアーズのWR陣は、自分たちがスーパーボウルではスポットライトを浴びる番と、虎視眈々と活躍の場面を狙っている。チームトップのレシーブ60回863ヤードに5TDをあげたムシン・ムハマドは、「俺たちの守備を基本としたチームだ。人々は俺たちの守備についてばかり語る。しかし、守備陣はそれだけの賞賛を浴びるに値する活躍をしてきた」と述べた後、「だが、人々は俺たちレシーバー陣にも敬意を払っていると思う。メディアの注目を集めてはいないけどね」とコメントしている。

 また、ラシード・デイヴィスは、「俺たちはリーグでも屈指のユニットだと思っている」と自信を見せている。彼の発言を裏付ける通り、ベアーズのレシーバー陣は、パス捕球率でリーグ1位の95.9%(294本中282本捕球)を誇り、落球数もリーグ最小の12だ。バーナード・ベリアンは、レシーブ51回771ヤード、6TDと平凡な成績だが、40ヤード以上のパス捕球数6回はリーグ3位タイと爆発力を備えている。そしてディビジョナルプレーオフシアトル・シーホークス戦では、68ヤードTDパスのビックプレーを決めている。