レイダーズ新HCは、31歳のキフィン

 オークランド・レイダーズの新ヘッドコーチ(HC)に、レイン・キフィンの就任が決まった。USC攻撃コーディネイターを務めていたキフィンは31歳8ヶ月と、1962年ロサンゼルス・ラムズの指揮官に就任したハーランド・スヴァーレの31歳11ヶ月を上回る若さだ。ちなみにスヴァーレは、フットボール殿堂のウェブサイトで現代フットボールでは最も若いHCと記載されている。

 元フレズノ州立大のQBだったキフィンは過去6年間、USCに在籍。TEコーチ、リクルーティング・コーディネイターWRコーチなどを歴任し、昨季は攻撃コーディネイターとして活躍していた。現在のレイダーズではDTウォーレン・サップFBザック・クロケットWRアルヴィス・ウィテッドが彼よりも年上の選手となる。昨季レイダーズはアート・シェルが1994年以来となるHCに復帰したが、2勝14敗と散々な成績に終わり、1年でシェルを解雇していた。守備陣はリーグ3位の喪失ヤードと奮闘したが、攻撃陣は獲得ヤード、平均得点ともにリーグ最下位と不振の元凶となっており、キフィンには第一に攻撃陣の建て直しが求められている。