名将パーセルズが引退を宣言

 ダラス・カウボーイズビル・パーセルズヘッドコーチが、コーチ業からの引退を発表した。65歳のパーセルズは、「私はフットボールのコーチ業から引退する。カウボーイズで指揮を執った4年間に渡る(オーナーの)ジェリー・ジョーンズスティーブン・ジョーンズの献身的なサポートに感謝している。また、カウボーイズに欠かせない選手たちやコーチングスタッフ、素晴らしい都市ダラスの人々のサポートにも感謝している。私は、今よりも彼らがさらに前進できることを期待している」と書面で述べた。

 スーパーボウル2度制覇、2チームでのスーパーボウル進出(ニューヨーク・ジャイアンツニューイングランド・ペイトリオッツ)といった実績を引っ下げ、パーセルズは2003年にカウボーイズの指揮官に就任。しかし、ダラスの4年間で通算34勝32敗、プレーオフには2度出場したが1勝もあげることはできずにチームを去ることになった。彼は昨年1月に結んだ新契約を1年間残しての退陣となった。コーチ歴19年間であげた通算183勝(138敗1分け)は、リーグ歴代9位に位置している。