QBヤングが、攻撃新人王に輝く

 テネシー・タイタンズのQBヴィンス・ヤングが、AP通信の選ぶ攻撃新人王を受賞した。ヤングは第4週から先発QBに昇格すると、シーズン終盤には6連勝に導き開幕5連敗スタートタイタンズが8勝8敗まで持ち直す原動力になった。テキサス大で全米王者に輝き今年のドラフト全体3位指名でプロ入りしたヤングは、今季先発13試合を含む15試合出場、パス357回中184回成功(成功率51.5%)、2199ヤード、12TD、13インターセプト、ラン83回552ヤード、7TDをあげている。彼は全50票の内23票を獲得。2位はニューオリンズ・セインツWRマーケス・コルストンジャクソンビル・ジャガーズRBモーリス・ドリューで9票、サンディエゴ・チャージャーズTマーカス・マクニールが6票、セインツのRBレジー・ブッシュが3票で続いた。

 また、守備新人王はヒューストン・テキサンズLBデメコ・ライアンズが獲得している。今年のドラフト2巡のトップでプロ入りしたアラバマ大出身のライアンズは、リーグ1位の126ソロタックルを含む計156タックル(3.5サック、1インターセプト)を記録。これは2位のアーニー・シムズデトロイト・ライオンズ)に33個の大差をつける新人トップの数字だった。ライアンズは全50票の内36票を獲得。2位は同じアラバマ大出身でシカゴ・ベアーズDEマーク・アンダーソンで5票、グリーンベイ・パッカーズLBであるA・J・ホークが4票で続いた。