CBウィリアムズが銃撃され死亡

 プレーオフ進出を逃したデンバー・ブロンコスCBダレント・ウィリアムズが1日、デンバー市内で銃撃に遭い死亡した。24歳の若さだった。事件が起こったのは1日午前2時ごろ。ウィリアムズがリムジンで移動中に、近づいてきたほかの車から射撃されると、その後病院に搬送されたものの、帰らぬ人となった。ウィリアムズの車に同乗していた2人も銃撃に遭ったが、命に別状はなかった。なお、犯人はまだ逮捕されていない。

 ブロンコスパット・ボウレンオーナーは、ウィリアムズの悲劇について「我々はこの惨劇にとてもショックを受けている」との声明を発表。マイク・シャナハン・ヘッドコーチも「選手としてだけでなく、人としても本当に素晴らしかった。とても残念だ」とチームメートの他界に悲しみのコメントを残している。

 ブロンコスは12月31日、サンフランシスコ・49ersにオーバータイムの末、23対26で敗戦。カンザスシティ・チーフスと同じ9勝7敗でレギュラーシーズンを終えたが、得失点差によりプレーオフ進出を逃していた。ウィリアムズは同カードに出場していた。なおブロンコスの敗戦が、事件に関連しているかはまだ明らかになっていない。オクラホマ州立大学出身のウィリアムズはルーキーイヤーの2005年に12試合の出場でリターナーとして431ヤード、CBとしても2インターセプト、今シーズンも15試合の出場で86.0タックル、4インターセプトをマークした。