ファーヴ、現役最後?のホーム戦を勝利で飾る

 第16週、グリーンベイ・パッカーズミネソタ・ヴァイキングスの試合が行われ、守備陣が計104ヤードと相手を封じこめたパッカーズが9対6でロースコアの戦いを制した。今季限りで引退と言われているパッカーズのQBブレット・ファーヴは、パス285ヤード、2インターセプトに終わったが現役最後かもしれないホーム最終戦を白星で飾ることができた。パッカーズは3連敗の後の3連勝で今季7勝8敗とし、シーズン最終戦に勝てば勝率5割となるまで持ち直してきた。

 パッカーズではWRドナルド・ドライバーが、レシーブ9回99ヤード、DEアーロン・キャンプマンは3.0サックプロボウルに選出された2人が勝利に貢献した。ヴァイキングスは新人QBターヴァリス・ジャクソンがプロ初先発を果たしたが、パス50ヤード、1インターセプトとプロの厳しい洗礼を受けた。ここ9試合で7敗目を喫したバイキングスは、6勝9敗で借金が今季最多の3となっている。。

 今後の日程だが12月23日にオークランド・レイダーズカンザスシティ・チーフスAFC西地区ライバル対決が行われる。現在2勝12敗とリーグ最下位に低迷するレイダーズに対し、7勝7敗のチーフスはプレーオフへの可能性がわずかだが残っているだけに確実に勝っておきたい。レイダーズが波乱を起こすには、現在リーグ2位のラン1,516ヤードを稼いでいるRBラリー・ジョンソンのランを中心としたチーフスのラン攻撃を止めることが必要となるだろう。