マニング4TDパス、コルツ連敗ストップ

 第15週のマンデーナイト、インディアナポリス・コルツシンシナティ・ベンガルズの試合が行われ、QBペイトン・マニングがパス282ヤード、4TDと活躍したコルツが34対16で快勝した。これで連敗を2で止め今季11勝3敗としたコルツは、AFCシード争いで2敗のチャージャーズボルチモア・レイヴンズと共に1ゲーム差で追っている。ベンガルズはこの試合に勝てばAFCワイルドカードレースで単独首位に立てる所だったが、コルツのハイパワーオフェンスを抑えることが出来ずに完敗。8勝6敗でニューヨーク・ジェッツジャクソンビル・ジャガーズデンバー・ブロンコスワイルドカード首位に並んでいる。

 コルツはマニングの相棒WRマーヴィン・ハリソンがレシーブ8回86ヤード、3TDと、リーグ史上最高の成績を残すホットラインが勝利の原動力となった。また、プロ入りから昨季まで4年連続で二桁サックも今季はこの試合の前まで2.5サックと不調だったDEドワイト・フリーニーが3.0サック、3ファンブルフォースと今季1のプレーを見せた。ベンガルズはQBカーソン・パーマーが、パス176ヤードでTDをあげることはできず。リーグ最低クラスのラン守備であるコルツ相手に活躍が期待されたRBルディ・ジョンソンもラン22回79ヤード、1TDと大暴れすることはできなかった。

 これで第15週の全試合が終了。第16週は12月21日、23日、24日、25日の4日間に渡り計16試合が行われる。9勝5敗のダラス・カウボーイズ対8勝6敗のフィラデルフィア・イーグルス戦は、NFC東地区の首位決戦となる。大黒柱QBドノヴァン・マクナブを欠く中で3連勝しワイルドカード首位に立つイーグルスが一気に地区首位カウボーイズを捕えることが出来るのか注目だ。ともに8勝6敗のデンバー・ブロンコスシンシナティ・ベンガルズの試合は、敗れた方がワイルドカードレースから脱落することを意味する文字通りのサバイバルマッチとなる。他にも11勝2敗のサンディエゴ・チャージャーズ対8勝6敗で勝てば地区優勝が決まるシアトル・シーホークス、10勝4敗のニューイングランド・ペイトリオッツ対8勝6敗のジャクソンビル・ジャガーズ、9勝5敗のニューオリンズ・セインツ対7勝7敗のニューヨーク・ジャイアンツ戦などが注目だ。