QBヴィック、ファンへの挑発行為について改めて謝罪

 アトランタ・ファルコンズのQBマイケル・ヴィックが、ファンへの挑発行為について改めて謝罪した。ヴィックは13対31で敗れ4連敗となった昨日のニューオリンズ・セインツ戦の試合後、フィールドから去る際にファンから野次を受けると、それに対し両手でひわいなジャスチャーで応戦していた。その後、ヴィックはすぐに自身のとった行動について文書で謝罪していたが、再びこの件について謝った。

 ヴィックは、「プロ6年目に入り、あのような行為をしてしまうと思ったことすらなかった。もう決して同じ事は起きない」とコメント。一方で自身が挑発行為を行った理由として、1人の男性ファンから侮辱的な言葉を投げかけられたとし、「彼はカメラの前で決して言えない言葉を浴びせたんだ。とても不適切な言葉で俺は落ち込み、怒り、イライラしてしまった。1つ言いたいのは、これまで俺は我を失ったことはなかった。試合後、どんなにイライラしていたとしてもね。あの時は自分でもわからない感情が沸き起こってしまった。しかし、俺を知っている人なら、本来の俺はあんな態度を取るような人間ではないと分かってくれているよ」と語っている。セインツ戦でヴィックはラン166ヤードを稼いだが、パスでは84ヤードと精彩を欠いていた。