アレグザンダー大爆発、シーホークスが逆転勝ち

 第12週のマンデーナイト、シアトル・シーホークスグリーンベイ・パッカーズの試合が行われ、RBショーン・アレグザンダーがラン40回201ヤードをあげたシーホークスが34対24で逆転勝ちした。シーホークスはエースQBマット・ハセルベックが10月22日以来の復帰を果たしたが、前半だけで4ターンオーバーを献上してしまう。しかし、後半に入って3TDパスを投げ、チームを勝利に導いた。これでNFC西地区首位のシーホークスは7勝4敗とし、2位とのゲーム差を2に広げた。

 パッカーズは、シーホークスターンオーバーを連発した前半に2点しかリードを奪えなかったのが結果的に大きく響き、第4Qに地力の差を見せつけられて逆転負け。今日の敗戦で4勝7敗となりプレーオフ進出が、ほぼ絶望的になってしまった。今季限りで引退と言われているパッカーズのQBブレット・ファーヴにとって、現役最後と見られるマンデーナイトはパス36回中22回成功、266ヤード、1TD、3インターセプトだった。

 今日で第12週の全日程が終了。第13週は11月30日、12月3日、12月4日の3日間で全16試合が行われる。現在10勝1敗のインディアナポリス・コルツ、2敗のボルチモア・レイヴンズシカゴ・ベアーズの3チームは、第13週の試合に勝利すると早くも地区優勝が決まる。さらにコルツの場合は、例え試合に敗れてもジャクソンビル・ジャガーズが敗れると地区優勝が決まる。

 コルツは4勝7敗のテネシー・タイタンズ、レイヴンズは6勝5敗のシンシナティ・ベンガルズ、ベアーズは5勝6敗のミネソタ・ヴァイキングスとそれぞれ対戦する。レイヴンズ対ベンガルズ、ベアーズ対ヴァイキングスの2試合は、地区首位決戦であり2位のベンガルズヴァイキングスとも意地を見せたい。他には7勝4敗同士の対決となるデンバー・ブロンコスシアトル・シーホークス、7勝4敗ダラス・カウボーイズと6勝5敗のニューヨーク・ジャイアンツによるNFC東地区の首位決戦なども楽しみなカードだ。