QBロモが5TDパス、カウボーイズ3連勝

 第12週サンクスギビングデーマッチの3試合が行われた。ダラス・カウボーイズタンパベイ・バッカニアーズの試合では、QBトニー・ロモがパス29回中20回成功、306ヤード、チームタイ記録の5TDパスと大暴れしたカウボーイズが38対10で快勝した。これで今季7勝4敗としたカウボーイズは、ロモが先発QBに昇格してから4勝1敗と勢いに乗っている。カウボーイズではWRテレール・オーウェンズが、レシーブ8回107ヤード、1TDをあげている。

 カンザスシティ・チーフスデンバー・ブロンコスAFC西地区対決は、RBラリー・ジョンソンがラン34回157ヤード、1TDをあげたチーフスが19対10で競り勝った。ブロンコスは、ラン獲得ヤードで38対223と予想外の大差をつけられたことが敗因となった。この試合を終え、チーフス、ブロンコスとも7勝4敗でAFCワイルドカード争いの首位に並んでいる。

 デトロイト・ライオンズマイアミ・ドルフィンズの試合は、ライオンズが試合開始から10点を先制する。しかし、ドルフィンズはQBジョーイ・ハリントンがパス213ヤード、3TD、1インターセプトとチームを牽引し27対10で逆転勝利を収めた。ドルフィンズはこれで4連勝となり、開幕1勝6敗から借金1まで盛り返してきている。逆に9敗目(2勝)を喫したライオンズは早くもシーズン負け越しが決まった。現地時間11月26日には、1敗のシカゴ・ベアーズ対3敗のニューイングランド・ペイトリオッツの強豪対決を含む12試合が行われる。そして27日にはシアトル・シーホークスグリーンベイ・パッカーズ戦が開催される。今季限りで引退と言われているパッカーズQBブレット・ファーヴにとっては現役最後のマンデーナイトとなる。