QBヴィック、モーラHC父の批判についてコメント

 アトランタ・ファルコンズのQBマイケル・ヴィックは、ジム・モーラJrヘッドコーチの父ジム・モーラが彼をFOX SPORTSのラジオ局で「コーチキラー」と呼んだことについて口を開いた。この件についてコメントを求める着信が多かったため、携帯電話の電源を切っていたヴィックは、「正直いって、この件ついて知らなかったんだ。不適切な発言だと思うけど、彼は自分の言いたい事を言える権利を持っている。俺はプレーを続けるだけだが、おかしなことだよ」と冷静に語っている。

 一方、ジム・モーラは、「息子はファルコンズの指揮官であり、自分の発言について少し心配している。ヴィックは優れたアスリートであり、息子は彼のことをとても気に入っている。また、ヴィックは素晴らしい人間であるが、彼はパッサーではない。そしてNFLで安定した成功を収めるにはパッサーとして優秀なQBが必要だ。彼はパスで結果を残していない」とコメント。また、息子のモーラHCは、書面で父が発言について後悔していると述べている。現在5勝5敗のファルコンズは3連敗中だが、ヴィックはこの3試合でパス93回中44回成功(成功率50%)、487ヤード、3TD、4インターセプト、守備のタックルなしで2ファンブルロス不本意な成績に終わっている。