チーフス、グリーンを次戦の先発QBに起用

 カンザスシティ・チーフスが、11月19日に行われるオークランド・レイダーズ戦の先発QBにトレント・グリーンを起用することを発表した。36歳のグリーンは、開幕戦のシンシナティ・ベンガルズ戦で相手DEロバート・ジャザースハードヒットを受けて意識を失い途中退場。翌週からずっと練習を制限され、欠場を続けていた。しかし、昨日になってようやく医師から試合出場の許可を得たことが明らかになっていた。

 グリーンが離脱している間、2番手QBのデイモン・ファードが代役を務めていた。ファードは、これまでパス241回中146回成功、1,824ヤード、11TD、1インターセプト、リーグ5位のQBレーティング97.6と予想外の好成績を残し、彼が先発した8試合でチームは5勝3敗だった。そのため、グリーンがプレー可能となってもどちらのQBを先発に使うのか注目が集まっていた。好調のファードを差し置いて先発に復帰するグリーンは、過去5シーズンの合計パス獲得ヤードでインディアナポリス・コルツのQBペイトン・マニングに次ぐ成績を残し、特に過去3シーズン連続でパス4,000ヤード以上をあげている。