ジャイアンツRBバーバーが引退をほのめかす発言

 ニューヨーク・ジャイアンツRBティキ・バーバーが、今季限りでの引退をほのめかす発言をしていることが明らかになった。バーバーは27対14で勝利した日曜日のアトランタファルコンズ戦後に、ニューヨークタイムズのインタビューで引退に傾いていると発言した。今季でプロ10年目を迎える彼は、この数ヶ月間に何度か似たようなコメントを述べている。昨季自己ベストでリーグ2位のラン1860ヤードをあげたバーバーは、今季も現時点でリーグトップのラン533ヤードをげている。

 バーバーは、「この数年間、ずっと考えていることだ。体がこれ以上のプレーを求めていないことが分かったら引退するだろう。僕は残りの人生も、フットボールをプレーしている今と同じくらい楽しみにしている。人生で明確なことは何もないと思う。まだ今季終了後についての決断を下すのは早すぎる。しかし、引退に傾いているのは確かだ」と、自身の去就についてコメントしている。ちなみに現時点でバーバーは、通算ラン9,320ヤード、シーズン最多ラン1,860ヤード、1試合ラン220ヤードなど82年の歴史を誇る名門ジャイアンツで11のチーム記録を保持している。