ファルコンズのケイネンが、26年振りの1人3役へ

 アトランタ・ファルコンズマイケル・ケイネンが、キッカーパンター、キックオフの1人3役をこなすことが明らかになった。開幕直前になって未だにファルコンズケイネン以外のキッカーをロースターに入れておらず、NFLでは1981年フランク・コラル(当時ロサンゼルス・ラムズ)以来となる1人3役のキッカー誕生となる。

 プロ2年目のケイネンは、昨季パントとキックオフで活躍していた。パントでは78回3,300ヤード(1回平均42.3ヤード)、キックオフは77回で1回平均63.5ヤード、タッチバック14回を記録している。しかし、正キッカートッド・ピーターソンの射程圏外となる50ヤード以上のロングFGに2回挑戦し、昨季のリーグ最長となる58ヤードFGを成功させていた。今オフにピーターソンがチームを去ると、ケイネンはプレシーズンで50ヤード、51ヤードを含むFG8本中8本成功と安定したキックを見せ、正キッカーの座もつかんだ。