ヤングとタイタンズの交渉が大詰めに

 今年のドラフト全体3番目のQBヴィンス・ヤングと、彼を指名したテネシー・タイタンズとの入団交渉が大詰めに達していることが分かった。代理人メジャー・アダムズは、「契約の合意には自信を持っている。私は木曜日にナッシュビルへ向かい、契約完了まで留まるつもりだ」と語り、7月28日のトレーニングキャンプ開幕までには契約合意となる見通しを語った。

 タイタンズは、現時点で今年のドラフトで指名した全10選手の内6選手と契約を結んでいる。1997年にヒューストンからテネシーフランチャイズを移転して以降、チームがドラフト1巡指名とトレーニングキャンプ開幕までに契約を結べなかったのは2002年のDTアルバート・ヘインズワース、2005年のCBアダム・“パックマン”・ジョーンズの2人となっている。ボルチモア・レイヴンズにトレードで放出したスティーヴ・マクネアに代わるエースQBとして指名したヤングだけに、タイタンズ側としてもトレーニングキャンプまでには契約を終わらせたいところだ。