ロスリスバーガーが、バイク事故についてコメント

 バイク事故で瀕死の重傷を負ったピッツバーグ・スティーラーズのQBベン・ロスリスバーガーが、事故について初めて公の場で口を開いた。彼は、まずスポーツ専門局ESPNのニュース番組スポーツセンターで、事故についてほとんど覚えていないと語った。さらにESPNが昨年活躍したアスリートを表彰するESPYアワードに出席し「みんな、文字通り数秒、もしくはあと1分処置が遅れていたら死んでいたかもしれないと言っていた。口か喉の血管が切れ、胃の中へ大量の血が流れ込んでいたんだ。幸運にも救急医療師が、この事に気付き処置を施してくれた」とコメントした。

 また、彼は「車が俺の前に突っ込んできたのは覚えているが、その車が俺にぶつかったかは覚えていない。次に覚えているのは、救急車に乗っていて『一体何が起きたんだって』尋ねたことだね。そして『これはただの悪夢だって俺に教えてくれ』って言ったら、『それは違うけど、全てが大丈夫だ』と言われたんだ」と、振り返っている。