ブロンコスのシャナハンHC、問題児WRレリーについてコメント
デンバー・ブロンコスのマイク・シャナハンヘッドコーチが、ミニキャンプをボイコットした問題児WRアシュリー・レリーについて口を開いた。チーム内でも役割に不満を訴えトレードを要求しているレリーに対し、シャナハンは「もし、チームのナンバー1レシーバーになりたいと思っているのなら、なぜキャンプに来ないんだろうね。35歳のエースWR(ロッド・スミス)と競うことを恐れているのかな」とコメントしている。
レリーは、2002年ドラフト1巡全体19位でブロンコスに入団、今季がプロ入り時に結んだ契約の最終年となっている。昨季はレシーブ42回770ヤード、1TDと一昨年(レシーブ54回1,084ヤード、7TD)から成績を落としている。また、シャナハンは、「彼をドラフト1巡で指名したのは、彼にナンバー1WRになってもらいたかったからだ。彼は良いプレーも見せているが、まだまだ発展途上だ。彼は悪い選択をしていると思う」と述べ、待遇に不満があるのなら練習で自分がナンバー1だと示すべきだとレリーの姿勢を批判している。ブロンコスとしては、レリーがチームに戻ってくることを期待しているが、一方でドラフト当日にグリーンベイ・パッカーズからWRジャヴォン・ウォーカーを指名権との交換で獲得。レリーがチームを去った場合の対応策をしっかりとっている。