ジャガーズのWRスミスが引退を表明

 ジャクソンビル・ジャガーズのエースWRジミー・スミスが引退を表明した。プロ5度出場を誇る37歳のスミスは、プロ13年間でリーグ歴代7位の通算862捕球、11位の1万2,287ヤードをあげている。殿堂入りのレシーバーで、スミスのパス捕球数を上回っている選手はいない。また、1996年以降で彼以上のパス捕球を記録しているのはインディアナポリス・コルツマーヴィン・ハリソンだけだ。

 スミスは、昨季もレシーブ70回1,023ヤード、6TDと、トップクラスの成績を残していた。しかし、「まだ、自分がプレーできることを分かっているだけに、引退を決めるのは難しかったよ。ただ、自分の心がもう現役を続ける方向になかったんだ。もし、試合に出場するのなら、それは100%の状態であるときだ。もし自分の全てをチームとファンに捧げられないのなら、俺はプレーしない」と、引退の理由について述べている。彼は今オフ早々から引退について考えていたが、ジャック・デルリオヘッドコーチに正しい決断をするためじっくり時間をかけるように言われていた。そして、チームが3日間のミニキャンプを開始する前にフィールドを去ることを表明した。