RBウィリアムズの1年間出場停止が決定

 マイアミ・ドルフィンズRBリッキー・ウィリアムズが、通算4度目の薬物規定違反により1年間の出場停止処分を課せられることが決定した。これにより、彼の2006年シーズンは早くも幕を閉じた。ウィリアムズは薬物検査の結果に異議を唱えていたが、NFLはその申し立てを却下する判決を下した。彼はこの決定について、「とても失望しているが、(判決には)敬意を払う。俺はNFLの一員であることに誇りを持っており、2007年シーズンにドルフィンズで復帰することを楽しみにしている」とコメントしている。

 ウィリアムズは、1998年に大学最優秀選手賞であるハイズマン賞に輝き、99年ドラフト全体5位指名でニューオリンズ・セインツに入団。しかし、セインツで期待に応えられず2002年にマイアミ・ドルフィンズへ移籍した。すると、この年にリーグトップのラン1,853ヤードをあげる大活躍を見せた。しかし、2004年シーズン開幕直前になっていきなり引退を宣言し、チームを離脱した。昨季は引退を撤回してチームに合流したが、3度目の薬物違反で開幕4試合出場停止処分を受け12試合出場でラン168回743ヤード、6TDだった。