第40回スーパーボウルはスティーラーズ対シーホークス!!

 現地時間1月22日(日)、NFL カンファレンスチャンピオンシップの2試合が開催された。AFCピッツバーグ・スティーラーズデンバー・ブロンコスの試合は、第2Qに一挙21点をあげ前半24対3と大量リードを奪ったスティーラーズが34対17で勝利。NFCカロライナ・パンサーズシアトル・シーホークスは、第2Q開始7秒までに17点連取と先制攻撃に成功したシーホークスが34対14で快勝した。この結果、第40回スーパーボウルピッツバーグ・スティーラーズシーホークスの激突となった。スティーラーズは1995年以来で通算6度目、シーホークスは初出場となる。

 スティーラーズは、プレーオフ第6シードでは史上初、1985年のペイトリオッツ以来で史上2度目となるアウェイ3連勝でのスーパーボウル進出を決めた。QBベン・ロスリスバーガーは、パス29回中21回成功、275ヤード、2TDとほぼ完璧なプレーを見せ、チームを勝利に導いた。また、今季限りでの引退を明言している中心選手の1人RBジェローム・ベティスは、現役最後の試合を地元デトロイトでのスーパーボウルで迎えることになった。ホームでまさかの完敗を喫したブロンコスは、今季堅実な試合運びでチームを牽引したQBジェイク・プラマーが2インターセプト、2ファンブルロスと1人で4ターンオーバーを献上してしまったことが何よりの誤算だった。

 シーホークスは、先週のレッドスキンズ戦で脳震盪を負ったリーグMVPのRBショーン・アレグザンダーがラン34回132ヤード、2TDと見事な復活で勝利の原動力となった。QBマット・ハセルベックもパス28回中20回成功、219ヤード、2TDと申し分のない内容だった。パンサーズは、QBジェイク・デロームがパス35回中15回、196ヤード、1TD、3インターセプトと乱調。エースWRスティーヴ・スミスは先週のベアーズ戦でレシーブ218ヤードと大暴れしたが、今日はわずかレシーブ5回33ヤード、1ファンブルロスシーホークスの徹底マークに封じ込まれ、59ヤードパントリターンTD以外では全く持ち味を発揮できなかった。