チーフスのRBジョンソンが2週連続の週間MVP

 第17週のAFC週間MVPが発表され、攻撃部門でカンザスシティ・チーフスRBラリー・ジョンソン、守備部門でデンバー・ブロンコスSジョン・リンチスペシャルチーム部門でニューイングランド・ペイトリオッツのQB兼Kダグ・フルーティが選ばれた。

 ジョンソンは、シンシナティ・ベンガルズ戦でラン26回201ヤード、3TDと大活躍しチームを37対3の勝利に導いた。ジョンソンのラン200ヤード以上は、ここ7週間で2度目。また、今季ラン1,750ヤードとし、2002年プリースト・ホームズのチーム記録(1,615ヤード)を更新した。ジョンソンは、9試合連続ラン100ヤード突破で今季を終えた。プロ3年目の彼は、2週連続、ここ7週間で3度目の週間MVPだ。

 リンチは、23対7で勝利したサンディエゴ・チャージャーズ戦で5タックル、2.0サック、2ファンブルフォースと見事なプレーを披露した。リンチの2.0サックは、いずれもチャージャーズの敵陣深くであり、また相手QBのファンブルを誘発するハードヒットだった。1個目のファンブルからブロンコスTD、2個目はセイフティをあげている。プロ13年目のリンチは、通算2度目の週間MVPだ。

 フルーティは、26対28で敗れたマイアミ・ドルフィンズ戦で1941年以来となるドロップキックを成功させた。また、ペイトリオッツキッカー以外の選手がキックを成功させたのは、1976年12月12日以来のことだった。プロ12年目のフルーティは通算5度目の週間MVPだが、スペシャルチーム部門では初受賞だ。