ライオンズがマリウーチHCを解雇

 デトロイト・ライオンズが、スティーヴ・マリウーチヘッドコーチ(HC)を解雇した。今季残り試合はディック・ジャローン守備コーディネイターが、暫定HCを務める。ライオンズはサンクスギビングデーのアトランタ・ファルコンズ戦で7対27と完敗。ここまで4勝7敗と低迷していた。

 後任のジャローンは、1999年から2003年までベアーズのHCを務め、通算35勝46敗。ベアーズのHCを解雇された後、ライオンズに守備コーディネイターとして加入した。ライオンズの地元ミシガン州出身のマリウーチは、サンフランシスコ・49ersHCとして6年間で通算60勝43敗の好成績を残し、2003年に総額2500万ドル(約29億5000万円)の契約でライオンズの新指揮官に就任した。だが、就任1年目は5勝11敗、昨季は6勝10敗、そして今季も結果を残せず契約を2年残しての解雇となった。