レイヴンズが次の試合からエースRBをテイラーに変更予定

 ボルチモア・レイヴンズは、今後の試合でエースRBジャマール・ルイスからチェスター・テイラーに変更し、テイラーにより出場機会を与える方針が明らかになった。16対13でオーバータイム勝ちを収めた今週のピッツバーグ・スティーラーズ戦、テイラーがラン19回59ヤード、レシーブ4回26ヤードを稼いだのに対し、ルイスはラン13回28ヤードに終わっていた。

 今季終了後テイラー、ルイスはともに無制限FAとなることから、残り試合でチームはどちらのRBと再契約を結ぶのか選ぶ必要がある。レイヴンズは、当初2003年にラン2,006ヤードを記録、昨季も12試合出場でラン1,006ヤードをあげたルイスと再契約するつもりと見られていた。しかし、今季ルイスは、10試合を終えラン172回506ヤード、ラン1回平均2.9ヤードと、ケガでシーズン全休をした2001年以外では最低の成績に終わっている。また、ルイスは素行に問題を抱え、今オフには2000年に麻薬売買の場を設定した罪で刑務所生活を送っている。